天然塩は、私たちを助ける
昔、動けないくらい調子が悪い時があった。
その日はホテルをチェックアウトして、断食に向かう予定だった。
ホテルからJRで1時間ほど。
しかし、その日は、その1時間に耐えられるとは思えず、チェックアウトした後、荷物をコインロッカーに入れ、近くの百貨店の医務室に駆け込んだ。
1時間だか2時間しかそこにいることはできず、それ以上は救急車を呼ぶと言われ、外へ。
長く寝られるところと考え、マッサージに。
90分眠ったら、なんとか電車には乗られそうな気がしてきた。
這うようにたどり着き、初日の軽い食事。
トレーの隅に、ヒマラヤ塩を山盛り盛った小さな小皿がついていた。
「珍しいな」
と思いつつ、指で一口なめた。
その一口で、体が蘇った❣️
そのあと、そんな馬鹿な…と自分でも驚きながら、塩舐めは止まらなかった。
塩だけが、美味しい。
部屋へトレーを下げに来られた奥さんに、「塩だけ残して欲しい」とお願いし、塩で蘇った話をした。
すると、、もっと驚いた言葉が返ってきた。
「(私が)車で着いたのをキッチンの窓越しに見た瞬間『塩だ!』と思った」
ホテルにいたので、外食が続いていたとは思うが、特にそうなる要因があったようには思わない。
しかし、その日の塩で、体調は劇的に改善され、塩の威力に気づかされた。
以来、私のスーツケースには、緊急用に岩塩が入っている。
日本人特に高齢になると塩分の摂りすぎを問題視されがちだけど、元々、西洋人と日本人の塩分摂取量には大きなな違いがあると思う。
海藻をたくさん食べるので、ヨウ素も同じだ。
日本人には、日本人の基準がある。
塩は重要な投資です。
食卓塩ではなく、天然の天日干しされた塩を手に入れましょう。
身体は、自分に必要なものとその量を、知っています。
調子よくないなと思った時、少しなめてみて、から!こんなの舐められない!と感じたら、それは塩の問題ではないかもしれません。
美味しい♪と感じたなら、少し不足していたかもしれませんね。
何事も、ホドホドに♪
半断食をするきっかけとなった石原結實先生による記事。