顔文字好きの日本人⁈
確かに、オージーたちとのやりとりで顔文字はほとんど使わない。
一方、日本人とのやりとりでは、世代を問わず顔文字は多く、それだけでやりとりすることもある。最後は顔文字のやりとりで終わることも、多い。
日本人は、基本的に言葉による表現よりも、その時の表情や態度で表現する割合が、西洋人に比べ多いのだと思うのです。
その最たるものが
「いやよいやよも、好きのうち」
言葉だけを追っていては大変なことになります。
背景には、言葉で本音を言ってはいけない文化があるからだと考えます。
その言葉を言っている時、どんな文脈で、どんな表情で、どんな態度や仕草で、どんな空気を醸しながら言っているのかを総合的に捉えなければ、本当の意味をつかめません。
だから、オンラインなどではなく、「顔を合わせ」て話をすることが重要になります。
それを補っているのが、顔文字なのだと思うのです。
パーソノロジーは、その人が生まれ持ってきた基本的な気質を見ます。
か、中には「動く顔相」があるのです。
何かについて思い浮かべたり、話したりしている時、急に動き出したり、主張し始めたりするのです。
上唇が厚い人は、言葉による表現を好み、薄い人は好みません。
あることについて話し始めると、厚かった上唇が途端に薄くなり始めることは、よくあることです。こうなると、ますます態度が重要になります。
逆に、これまで一度だけ、苦しいことを話しているのに、話せば話すほど上唇が厚くなってゆく人がいました。それまでほとんど見えていなかった上唇が生えてくる感じです。
もちろん、ここにも理由があると考えます。
日本語のコミュニケーションにおいて、顔文字・絵文字は、言葉よりも本音を表現するための欠かせない要素なのかもしれません。