どうなりたいのか、よくわかりません
キネシオロジーのセッションをするとき、タッチフォーヘルスでもIH(インテグレート ヒーリング)でも、どうなりたいのか?という目標設定をします。具体的に言葉にするか、あるいは思い浮かべてもらいます。
ところが時々、
「どうなりたいのか、わかりません」
「イメージできません」
という方がいらっしゃいます。
実は、セッションは、行き先が明確に見えれば、ほぼたどり着いたも同然なのです。
それがわからないから、問題だったり、すっきりしなかったりも、するのです。
スリーインワン コンセプツ®では、ある程度の目標設定はしますが、むしろそれは"入り口"だと考えます。
セッションを進めるうちに、目の前で起きていることは、実は本当のテーマではなく、そのもっと奥に、自分でも気づいていない、あるいは、気づきたくなかったテーマが隠れていたりします。
本音から目をそらすことに上達した人生では、本当のことを素直に話すなんて、バカみたいです。
そんなことに気づいていては、人生やってられません。
たとえ気づいていても、知らんぷりこそが"上手に生きる道"なのです。
なので、
「扱いたいテーマはなんですか?」
「達成したい目標は、なんですか?」
と聞いたとき、
本当のテーマは話しませんし、
本当に達成したい目標は、言わないことにしているのです。
めんどくさいヤツでしょ!
人間だもの⁈
そんなときは、ただ、いま気になっていることから入って行くのです。
たいていは、
「いや、大した問題じゃないんですけれどね〜」
なんて、言います。
まぁ、糸口は、その奥深くで"本質"につながっていますから、どこでもいいといえば、いいのです。
糸口さえつかめば、セッションの中で奥に入っていくうちに、
「あー、本当のテーマは、ここなんだなー」
と、気づいて行くのです。
うまく意識を巻き込むことができれば。
それでも、向き合いたくない、向き合えないときは、とりあえず意識はおいておいて、エネルギーの調整だけをしてしまうことも、あります。
こんなセッションの場合、意識的には、???なこともあります。意識まで浸透してくるには、時間がかかるからです。
ご心配なく。
そうは言っても、本当にまだ触れたくないことを無理やり掘り起こすことは、できません。
スリーインワン コンセプツ®だとどうしてこれができるかと言うと、本音を理解するためのツールがたくさん用意されているからでしょう。
だから、絡まった紐をじっくりと解いて行くことが楽しい人に、向いていると言えるのです。
ストーリーは、ホメオパシーや催眠療法などと、近いといえます。
それを、精密な筋反射テストで、注意深く潜在意識にたずねながら、進むのです。
なんだかよくわからないけど、イライラする、落ち込む。
もう何をどうすればいいのかさえわからない。
そんな深いストレスや抑圧状態に、とても向いている理由です。