■
あの、動物王国のムツゴロウさんが、
「突然動物愛がなくなった。今は小説を書いて過ごしたい」
と言っておられるらしい。
「ショック」「残念」などの声が上がっているそう。
個人的には、自分の心の趣に正直に生きるムツゴロウさんを、素晴らしいなと、思います。
かつて、オリンピックの水泳金メダル選手 イアン・ソープも、ある日「実業家になりたい」と水泳を辞めました。
その人なりに、何かをやり切ったからこそ感じる感情なのでしょう。
特に日本では、「一生一つのことに打ち込む」ことが素晴らしいと言われがちです。
し、そういう人もたくさんいます。
それは、その人にとって、その方法が向いていたり、一生懸命やっていたら一生が終わっていたという結果論だったかも知れません。
そして、そうではないタイプも、いるということだと。
全身全霊の情熱をかけてきたからこそ、ある日、ふっとそれを感じなくなる。
そう、感じたときに、"情熱が続いているフリ"をするのではなく、正直に心の赴くままに生きて行くことは、日本において、かつ有名人においては、とても勇気のいることでしょう。
これをやめたら、生きていけないんじゃないか?
そんな想いより、勝っちゃったんですね、多分。
素敵だなぁ♪